ひとり親家庭を支援する様々な制度を紹介します。
気になる方は、ぜひ個別就業相談の際にもお問い合わせください。

 

 

 

★保育園・・・認可保育所、無認可保育所、認定こども園

 

【認可保育所】
認可保育所とは、「保育所最低基準」を満たしており、都道府県知事によって認可された児童福祉施設のことです。
保護者が仕事や病気などで、日中子供をみられない場合のみ入園希望を申請できます。
たとえ祖父母と同居していても、その健康状態や年齢などの条件を満たしていれば、入園が認められる場合もあります。
 

【無認可保育所】
無認可保育所というのは国の児童福祉法に基づく認可を受けていない保育所のことです。
「認可外保育所」と呼ばれることもあります。
国の認可は受けていないですが都道府県で独自の認可基準を設けている場合もあります。児童福祉法に定める保育所は、保育される人数に対する保育士の数や施設の広さ、設備などが決められています。
この基準に当てはまっていて国から認可を受けた保育所が認可保育所となります。
設備が整っていない、広さが無い、保育士の人数が足りない、により公的機関から認可を受けていない保育所が無認可保育所ということになります。
 

【認定こども園】
教育・保育を一体的に行う施設で、「就学前の子どもに幼児教育・保育を提供する機能」と「地域における子育て支援を行う機能」を備えています。
いわば幼稚園と保育所の両方の良さを併せ持っている施設です。
 

★学童保育

主に日中保護者が家庭にいない小学生児童(=学童)に対して、授業の終了後に適切な遊びや生活の場を与えて、児童の健全な育成を図る保育事業です。
 
【新潟市】
○放課後児童クラブ(ひまわりクラブ他)
就労などにより、昼間保護者のいない家庭の小学生に対し、健全な遊びや安全な生活の場を提供し、心身の健やかな成長を促すことを目的に運営されています。
毎年4月からの入会は10月下旬~11月中旬頃の「市報にいがた」にてお知らせがあります。
 
○民設放課後児童クラブ
一部の私立幼稚園やNPO法人、保護者会、地域コミュニティ協議会等で放課後児童の預かりを行っています。
開設日時、利用料、申し込み方法等の詳細は各民設放課後児童クラブにお問い合わせください。
 
(参考)新潟市HP<外部リンク>
 

★ファミリー・サポート・センター

 
地域において、「育児の手助けが必要な人(依頼会員)」と「育児の手助けをしたい人(提供会員)」とを会員として、子育てに関し助け合う会員組織です。
 

市町村が設立・運営を行いますが、県内の一部のセンターでは運営を公益法人等に委託しています。主な活動は次の通りです。
①保育所・幼稚園への迎え及び帰宅後の預かり
②保育所・幼稚園の登園前の預かり及び送り
③短時間・臨時的就労の場合の預かり
④子どもの習い事等の場合の援助
⑤学校の放課後や放課後児童クラブ(学童保育)終了後の預かり
 
※会員登録の可能な地域や援助の対象となる子どもの年齢、報酬等サービスの詳細については、各ファミリー・サポート・センターまでお問い合わせください。
 

★病児、病後児保育

 
保育園・認定こども園等に入園しているお子さんが、病気等により集団保育ができないときに、保育を行ってくれるサービスのことです。
 
【病児保育】
病気の回復期に至っていないことから集団保育が困難な子どもを預かるサービスです。
病児保育は病中の子どもを預かることから、保育園に併設されている施設より、病院や診療所に併設されている施設のほうが多くみられます。
 
【病後児保育】
子どもの病気が治りかけているものの完全には回復しておらず、集団保育が困難な子どもの保育を行います。
まだ通常の保育に戻るほど本調子ではないものの、熱や症状は落ち着いてきているといった場合には、病後児保育の利用がおすすめです。
 

★フードバンク、子ども食堂

 
【フードバンク】
賞味期限内でまだ食べられるのに、形の悪さや売れ残り、食べきれないなどの理由で廃棄されてしまう食品を、企業や個人から無償で受け取り、様々な理由で食べ物に困っている人や施設などに提供する活動です。
また、フードバンク活動は、いま目の前にある「食品ロス」「貧困」の解決に取り組んでいるだけではありません。
一人でも多くの子どもが健康で活き活きした大人になることを支援したい、そんな将来の日本のための活動でもあります。
フードバンク活動は、貧困で十分な食事をとることができない貧困世帯の子供への食料支援を通じて子ども達の成長を支援しています。
 
(参考)フードバンクにいがたHP<外部リンク>
 
【子ども食堂】
子どもやその親、および地域の人々に対し、無料または安価で栄養のある食事や温かな団らんを提供するための活動です。
食事以外にも、宿題の時間、自炊の力をつけるために子どもも調理に参加するなどの活動、地域住民との交流の場を組合せていることもあり、遊び場として提供されていることもあります。
 
(参考)「こども食堂ネットワーク」<外部リンク>
「新潟市の子ども食堂」:社会福祉法人 新潟市社会福祉協議会<外部リンク>